『通風の初期症状』-治療時の通風に良い食べ物-

尿酸降下薬の種類


■尿酸排泄促進薬と尿酸生成抑制薬

尿酸降下薬はその作用の違いによって、尿酸排泄促進薬と尿酸生成抑制薬に分けられます。

○尿酸排泄促進薬
そもそも尿酸は腎臓の糸球体にある毛細血管の血管壁からいったんすべてろ過されます。しかし尿酸は再び再吸収され、ろ過された尿酸のうち10%が尿とともに排泄されるのです。この再吸収を抑制し、尿酸の排泄を促進させます。代表的な薬にベンズブロマノン(商品名:ユリノーム)があります。

○尿酸生成抑制薬
プリン体が尿酸に変化する過程に関与する酵素の働きを阻害する薬で、この薬を投与すると血液や尿中の尿酸量が減少します。しかし陣障害のある人は中毒症状が出る事もあり服用量を減らさなければならないので、医師の処方量をきちんと守る事が大切です。代表的な薬にアロプリノール(商品名:ザイロリック)があります。


■病型によって尿酸降下薬を選択する

高尿酸血症には排泄低下タイプ、産生過剰タイプ、混合型の3つのタイプがあり、これに合わせて尿酸降下薬の種類も選ぶ必要があります。

・排泄低下タイプには尿酸排泄促進薬
・産生過剰タイプには生成抑制薬
・混合型のタイプでは、排泄促進薬、生成抑制薬のいずれか


これは尿酸値を下げる効果だけでなく、副作用からも決められた選択基準です。尿酸排泄促進薬を使用すると尿中の尿酸が増え、尿路結石のリスクが高まります。このことにより元から尿中排泄量の多い生産過剰タイプに使用すると、尿路結石のリスクはますます高くなってしまいます。