『通風の初期症状』-治療時の通風に良い食べ物-

通風治療のガイドライン

治療には大きく分けて3つあります


通風や高尿酸血症の治療は2003年に日本通風・核酸代謝学会が作成した「高尿酸血症・通風の治療ガイドライン」に沿って3つの目的を持って行われます。


○通風発作の発症を抑えるために、尿酸値をコントロールする
○尿酸結晶の沈着に伴う合併症である腎障害、尿路結石までに進行させないこと
○虚血性心疾患や脳血管障害の発症率を高くする誘因でもある高脂血症、高血圧、糖尿病、肥満などの生活習慣病の併発を防ぐ


尿酸値は7.0mg/dlを超えると通風の危険性が増すほか、通風の発作は4.6~6.6mg/dlの範囲でコントロールした時が最も起きにくい事も明らかになっており、安全域も含めて尿酸値を6mg/dl以下にコントロールするのが望ましいと考えられています。


■具体的な治療の流れ

通風が起こった場合はまず第一に関節炎の治療を行います。その後通風の根本的な原因である高尿酸血症の治療をするため、尿酸降下薬を投与します。


尿酸降下薬は血液や尿中の尿酸量を測定して病型(産生過剰型か排泄低下型)を判断し、それに合った治療を選択します。投与は少量から始め、3~6ヶ月かけて徐々に増やしていき、薬の量を決めます。この間に、食事療法や生活習慣、尿路管理などの指導が行われ、さらに尿酸コントロールの効果を上げていきます。


また合併症がある場合はその疾病の治療も併せて行い、虚血性心疾患や脳血管障害など生命をおびやかすような疾病が発症しないようにします。