『通風の初期症状』-治療時の通風に良い食べ物-

通風は気長に付き合う

通風が起こる病理的素因は抗尿酸血症があります。しかし高尿酸血症には自覚症状がないため、自分が通風である事を忘れてしまいます。また通風発作時の激しい痛みとそれが治まってしまった後の大きな落差によって、もう治ったと自分で判断して尿酸コントロールを中断してしまう患者さんが少なくありません。


■治療は気長に続けることが大切

通風の治療は発作を抑えることではなく、その背後に隠れている高尿酸血症を改善する事です。発作は自分が高尿酸血症であることを知らせてくれるサインと考えましょう。


本格的に高尿酸血症の治療が始まると、尿酸降下薬が処方されます。普通少量から始め、血液中の尿酸値や尿中の尿酸値を測定しながら徐々に薬の量を増やし、3~6ヶ月かけて今後の投与量を決めていきます。


この時に自分勝手に量を変え、薬を飲んだり飲まなかったりしてはいけません。医師は患者さんが処方量を守って服用している事を前提に、その後の治療を決めています。


医師から処方された尿酸降下薬を飲み始めると、尿酸値は下がり安定してきます。すると通風が治ったとばかりに薬をやめてしまう人がいます。もちろんこれは大きな間違いで、薬を止めると、たちまちに高尿酸血症に後戻りしてしまいます。それまでの治療がすっかり無駄にもなりかねないのです。


また薬の服用に限らず、食事や飲酒、運動療法など、生活習慣の改善も並行して行い、中断することなく気長にじっくりと継続していく気持ちが大切です。