『通風の初期症状』-治療時の通風に良い食べ物-

通風に似ている病気

通風発作では通常ある1つの関節が激しく痛みますが、同じように関節が痛んで通風かもしれないと思わせるような病気があります。ここでは通風と間違えられやすい病気の違いを紹介します。


■関節リウマチ

関節リウマチは自己免疫疾患である膠原病の一種で、原因がはっきりしない難病です。風発作はほとんどの場合、左右いずれかが痛むのに対し、関節リウマチの場合は複数の関節が左右対称に腫れて痛みます。この関節の炎症は2ヶ月以上も続き、数年のうちに関節の変形が起こります。


通風の痛みは治療をしなくても数日で治まりますが、リウマチの場合は治療しない限り悪化する一方です。ただし、回帰性リウマチといって関節の大きな変形がなく、周期的に痛むリウマチもあります。通風かリウマチかの違いは血液を検査する事ですぐにわかります。


■変形性関節炎

変形性関節炎の大きな特徴は、老化現象によって関節が変形し痛みがあることです。通風が突然激しく痛み出すのに比べると、慢性的な痛みである事が大きな違いです。また関節の動きによって痛みに変化があり、指先の関節や膝、腰椎など比較的大きな関節に症状がでるのが特徴です。


■偽通風

偽通風とはピロリン酸カルシウムが関節軟骨や半月板を石灰化し、関節部にカルシウムがたまってしまう病気です。これを白血球が攻撃するので、激しい痛みや腫れが起こります。

カルシウムがたまってしまう原因はわかっていませんが比較的女性に多い病気で、特に60歳以上の人がほとんどです。また激しい痛みは共通していますが、主にひざや股関節などの大きな関節に症状が現れます。関節内の潤滑液として軟骨への栄養補給を行う関節液の検査し、結晶の形の違いで通風と区別することができます。


■蜂窩織炎(ほうかしきえん)

身近に存在するブドウ球菌や連鎖球菌が皮下組織に入って激しい炎症を起こす事をいい、これが関節で起きると化膿性関節炎といいます。早期発見と治療が必要ですが、通風発作の経験があり同じ関節が痛む場合は非常に識別が難しくなります。

このような場合には、尿酸値が高くない、全身的に炎症の症状が強い、抗生物質が効く、感染ルートである傷口があるなどで診断します。


■神経痛

神経痛は通風とよく合併する事があります。椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変形性脊椎症などが原因で痛みが起こる場合もあります。通風のように患部が赤く腫れたり熱をもたないことで判断します。


■外反母趾

足の親指が内側に曲がり、親指の付け根が外に飛び出して関節部分が亜脱臼し、その部分に炎症が起きるもので女性に多い疾患です。患部が熱をもったり赤く腫れる事もあって通風に似ていますが、痛みが無いことも多いようです。